痩せますか死にますか

自分を客観視するために書く。昔のこととかADHDの子供との生活のこととか。

機能不全家族が機能するための希望

母親がADDの疑いはほぼ確信に近いものを感じた。

そして父親に提案した。

 

1、お金の話はフィナンシャルプランナーをを入れて話し合うこと

2、母親に脳SPECT検査を受け治療を受けさせること。

 

1の話は、まぁそれもありかな、ということで参考程度に捉えられたと思う。

2の話は、生活障害を伴うものであり金銭的ロス、労力、気力など20年後を考えたときに今こそ治療を始めるべきだという話を説明したところ検査をし治療プログラムをするための金銭的フォローアップをすると約束をしてくれた。

 

子供のために仕入れた知識がこんな形で活用されるとは思わなかった。

 

母親本人はADDの自覚はなく自己肯定感が極度に低い。

だけれども寝食を共にする家族としては、困っている。

金銭的管理ができないこと(注意欠陥)、宗教にのめり込むこと(依存症)、仕事に対しては成果をそれなりに成果をあげられること(過集中)、人の言葉を額面通りに受け取ってしまうこと(アスペルガー的要素)。

その現実から総合判断すると、やはりADDであるということが導き出される。

・・・というか、その他に何か病気があるのであれば私は教えて欲しい。

 

母本人は困りを抱えているということすら忘れて、ちゃんとできないんだよなぁと言っていた。

自覚があることを否定している状況になっていた。

 

機能不全である根本原因が精神疾患の家系だという問題は横に置いておくとして。

もう一つの機能不全の理由の可能性を見つけることができたのだと思っている。

 

今後は母のADD治療のため私もクリニックに付き添い

金銭面でのフォローのため父とのメールラリーが続くことと思う。

 

生育歴のことを考えるとひたすらにしんどいが、もう一度きちんと機能する家族となるのであれば。

20年後を考えるならば。私のこどものことを考えるなら。

ほかに選択肢はない。

 

ちょっともう少し頑張ろうと思う。

機能不全家族のメンヘラ話

父親が一時帰国する。中国国慶節のためだ。

兄を狂言スーサイドに追い込み、元々シゾフレックスな母親をヒステリー悪化させ、バイク狂いで家庭に金は入れず酒乱である。

父親の一言はクリティカルヒットどころか一撃必殺、メンヘラな兄に目の前でリストカットされたり、セクハラ発言されたり

まぁ色々あって私も18くらいの頃に家を出た。

 

家に金を入れない母親は働き過ぎのためゴミ屋敷と化する家庭。

そこから逃げるように中国へ単身赴任しあっという間に20年経った。

 

私が幼い頃にいつも言われていた事は

 

「お父さんの前でご飯を食べないで」

 

ということだった。

私が10歳になる頃までゴミ屋敷でその習慣ーー父の前でご飯は食べない、食べたとしても俊足で食べるーーが身についたのか

結婚するまでご飯の味というものをまったく気にしたことがなかったしそもそもほとんど食べることがなかった。

今ではやれ太っただのあれ美味しいだの、そういう感覚が身についたけれど。

あの頃きちんと食事できてたらもう少しくらいおっぱいもでかくなっただろうし背も伸びただろうなーと思うと悔やまれる。

 

飯食うなの呪いは未だ続いているらしく今回の一時帰国を聞いてから食事量が減ってきて固形物を口にすることがほぼできなくなった。

シチューは飲み物に入りますか?豆乳のスムージーでナチュラルにプチファスティングできてるけど美味しいご飯を楽しく食べたい。

メンタル理由で飯が食えないことがこうもしんどいとは。

 

豆乳よありがとう。

自分スペースの主張、押し入れぽいぽい

唐突に押し入れに入っているモノをぽいぽいと部屋に投げ捨て始めた息子。

「え?何してるの?どうしたの?」

焦りつつも、趣味の手芸のモノなどもポイポイ投げ捨てているのでイラッと感もあり、やっぱり焦りもあり。

うちの押し入れには押し入れ収納用の本棚が置いてある。

そこには私自身の本やマンガが少しばかり入っていて、つい最近「これはもう読まないなぁ」と思うものは古本屋に売り払い処分した。

そのスペースを見て、そして息子の大好きなドラえもんを見て思いついたのだろう。

 

「ここに自分のスペースを作る!!」

 

1km先まで聞こえそうなデカイ声でそう宣言した。

時間は夜の7時頃、うーん・・・ギリギリセーフ?

 

確かにウチは狭い。2Kでキッチンをリビングとして使うことができないので

1部屋はテレビのあるリビング、1部屋の和室は布団がある寝室。

そして寝室として使っている和室に収納の押し入れから、ぽいぽいぽいぽいぽいぽいぽぽいのぽい、とモノを布団の上に投げ捨て始めたのだった。

確かに中学年にもなれば自分のスペースが欲しいだろう(男の子だし。。。と思うところもある)、机はリビングにあるので自分空間というものがないのはしんどいのだろうな。

そう理解したので、まずは「どうしたいの?」と尋ねてみた。

この押し入れの上段部分を、どうしたいの?と。

すると、空いた本棚に自分の本(マンガばかりです)を並べ、ラグ的なものを敷き、自分の空間を作ってくつろぎたいんだ!と主張した。

 

実はここのところ、タンパク質メインの食餌療法がADHDには有効ということを読んでタンパク質の割合をかなり増やした食事にしていた。

その頃から、服用しているストラテラの作用もあってあまり増加しなかった体重が増え始め、薬と体重のバランスが崩れたように感じてはいたのだ。

小児科で薬を処方してもらっているのだが、25kgになったらまたお薬のことは相談しましょうね、という話で終わっていた。

が、ここのところ、ポジティブではあるけれど他動が目立つように感じていた。

その矢先の象徴的な出来事がこの押し入れポイポイ事件であった。

 

自分がその頃、小学生だった頃のことを思い出す。

やはり狭いアパートに暮らしていて、酒好き・・・というより酒乱に近いだろうか

そんな父から隔離されるよう、夜な夜な母に近くのレンタルビデオショップに連れ出されたことが思い出された。

自分の安心できるスペースがない・・・しかも外に逃げなくてはいけない。

(たまに激昂してちゃぶ台返しをすることもあった父なので)

母は不安そうな面持ちで私の側に居てはくれたけれど、家の中でくつろげる空間は、今思えば私が小学生の頃にはなかった。

 

それを思い出した上に息子はADHD、自分の世界・ルールを遵守したいアスペルガー要素も強く表れ始めた。

そんな息子には机以外のスペースを与えてることを許可することにした。

 

突然のちょっとした・・・いや、結構大がかりな押し入れの模様替えを承諾し、それは開始された。

私の大事にしている本もぽいぽいと布団の上に投げ捨てられ、趣味のものも投げ捨てられたが

「人の気持ちを想像することが難しい」

という性質を思い出せば怒らずに息子の主張を考慮した上で承諾できた。

 

ただ、いかんせん狭い我が家で、貧しい生活のため収納する場所や道具が限られている。

私のものはどんどんと押し入れの外へ追いやられていった。

・・・少し悲しかったが、自分のスペースを欲しがることも成長の一つなのかな、と思い私は息子に交換条件を出した。

 

「ママは君のスペース作りに協力します。」

まず、興奮している息子に宣言をする。

自分の主張が認められたことで少し落ち着きを取り戻した息子に、私は続けた。

「ママは君にこのスペースを作ることを認めます。そしてそのスペース作りに協力します。」

「うん。」

「その代わり、交換条件を出します。」

「何?」

「ママも頑張って協力してスペース作りと片付けをするので、君も何か頑張ってください。」

「何をすればいいの?」

「そうだね、じゃあ漢字の勉強を1時間(学校の1コマ45分単位)をしてください。

その間に、ママは君のスペース作りのために時間を使います。」

「分かった、一時間ね!」

 

交渉はそうやって成立し、ある程度スペースを作り終えた息子を机に促し45分のタイマーをかける。

「はい、タイマー始まったよ!」

 

その間、私は衣装ケースの移動など子供には大がかりなものを重ねたり部屋の隅に寄せたり等々、その場でできる息子の要望に応え作業をした。

息子は散らかった机に向かいながらも漢字のドリルをゆっくりとしたペースではあるが進めている。

 

私の作業は意外と早く終わり、あと残るは30分ほど。

タイマーが鳴るまで息子の勉強を促す。

「あと何分?」

テレビや机に息子が並べた絵の具のボトルに気を取られたり時間を気にしたり、ドリル以外に気を散らしながらも45分のタイマーが鳴るまでは

何度かふらふらと立ち歩いたりしたものの机に向かうことができるようになってはきたな、とそこでも成長を感じたりする。

集中力がないわけじゃないんだな、と少し安堵した。

 

その後は息子のスペースに関する細かいオーダーを聞き、今できることとできないこと、借りているアパートの中でできることなどを話し合った。

 

ほかの定型発達と言われる子供と接する機会は外に出る仕事を減らしたことで増えた分、息子のコミュニケーション能力について考える機会が増えた。

幼児のような抱っこの要求、腕枕や添い寝の要求、朝は狸寝入りし優しく起こされるのを待つなどなど

これはADHDというよりは情緒障害の要素が強いのかも知れないけれど、やはり他の同学年やむしろ年下の一年生の子と比べてしまうと

障害と分かっていても、分かっていてもどうしてなんだろうと思ってしまう事がある。

 

でもふと振り返る。

自分も自分以外をきちんと見ることができていただろうかと。

今丁度、そんな気持ちが負のループに入りそうになっていたりする。

ただ生きるだけでもしんどい。きっと多分ダレでもそうだと思う。

障害を障害として受け入れて、なお痛感するしんどさもある。

 

子供は自分の鏡だと、有り体な言葉がなんだか今日はすごく心に刺さる。

どうしてできないの、は少しずつ封印しよう。

今できることだけを見て明日を生きよう。

妖怪ウォッチのメダルやカードのトレードトラブル

本日の今北産業

 

・なんだか急にアイテムが増えたり減ったりする

・学校からも取られただのと連絡が来る

・友達の親御さんが訪問して子供を交えて話し合い

 

子供間での流行り物ってトラブルがつきものなのかも知れないですね。

買ってやったメダルが増えたり減ったりするなーと思ってたらトレードしていたらしい。

一度など、カードとメダルを交換していて、おまえはその価値が分かっているのか!と詰めたにも関わらず今度はメダルを交換どころか強奪していたらしい。

「これもらうから」と・・・。

親御さんがわざわざ訪問してくださった件と先生からの連絡とは妖怪ウォッチのアイテム絡みではあったけど別件。

事件は現場で起きてるんだ!とか脳内を走りました。親の目の届かないところでのトレードなのでまさに現場で起きていた事件。

 

どちらも共通してるのは「枚数が足りない、ウチの息子に取られたんじゃないか」ということ。

ウチの息子の認識としては

「なくしても買ってもらえるものだ」

と思い込んでたことが原因で、ほかの家でもそうやって買ってもらえるモノだと思っていたことがそもそもの原因。

アスペ要素ですね。

 

ものを大事にできない、整頓できない、なのにある日突然「あれがなくなった!」と大騒ぎしてブチ切れ、私に暴力が振るわれる、なんつうこともあります。

殴られてもキレませんが私はキレたら敬語になることにしました。

ごめんなさい、ときちんと非を認めたところでコトによってはグーパンチ飛ばしますが。

 

親御さんと共通したルールを作りました。

「メダルは外に持ち出さない、交換しない。」

 

・・・あれ?前も私、外に持って行くな交換するなって言ったんだけど理解できなかったのかなー・・・?

そこの理解がただでさえ子供は緩いのにADHDだと余計に理解できないようです。

そうかそれが障害ってやつか、とまた再自覚。

親御さんもけんか腰ではなく、今後こういうことはなくしたいのでお話しましょうというスタンスだったので、購入したメダルは妖怪メダランドに即登録しましょう、ということも提案しました。

ウェブで確認できる妖怪大辞典ですね。

 

一日にで二件もそんな事案があったのでヘトヘトになりましたしご飯も遅くなりました。

ちょ、ちょっと疲れました(笑)

ペナルティその後3、本気でカードバトルをしました

 iPhone文鎮化事件により大切なデータをたくさん喪失したことで

子供にペナルティを課したビスコスです。

経緯はこちらより。

 

ペナルティ、その後と自分の体調管理(ストレスケア) - 痩せますか死にますか

 

 

今北産業ですと

・今は回線使ってないパスコードロック勝手にされた

・子供はパスコード覚えてない

・プライスレスなLINEの会話などはすべて吹っ飛びムカチャカファイヤーとかのとにかく最上級怒りの頂点に達したのでペナルティを課した

 

ペナルティの効果 - 痩せますか死にますか

 

まず、学校の勉強・・・というよりも教室に居ること自体を頑張ってます。

通級でも頑張ってる!と太鼓判を押されました。

まぁ・・・・ゲームがやりたいから、なんですけどね・・・。

 

ただ、むしろペナルティという罰則なのにも関わらず良い発見のことがおおかったです。

これも今北産業ですと

・コミュニケーションの時間が増えた

・悪いことをしたらこなさないといけない罰を受け入れられるようになった

・電子ゲーム以外の楽しみを探し始めたため友人の質が変わった

 

そして新たに見えてきた問題はやはり過集中問題。

 

コミュニケーションが増えることによりペアレントトレーニングで取り入れようと教えられたスペシャルタイムを増やすことが出来ました。

それは楽しいもの探しだったり、テレビ番組の共有して意見交換をしたり、とにかく視線が母親で私に向きき始めたのを肌で感じます。

その分、甘えはとても増えたけれど、試す反抗的な甘えではなくストレートな甘えで

例えば寝る前に素直に歯を磨かれるようになったり。

(いまだ仕上げではなくすべて磨いてます。幼稚園児から育ってないと思ってそこは期待は大きくしていないです)

 

そしてすごい効果だな、と思ったのが

ボードゲームのルール改変をせずに純粋に生身の相手との勝負を勝ち負けにこだわることなく楽しめるようになったこと。

一番になることを欲するのではなく、頭を使いゲームを楽しむことができるようになったこと。

だから勝ち負けにこだわらず、ゲームが楽しかったね!と言えるようになったこと。

正々堂々と勝負してズルをしようとしなくなったこと。

(ゲームルールの改変など。ゲームバランスが変わってしまうので)

これは驚愕しました。

ただ、私も本気で遊びました。

妖怪ウォッチのとりつきカードバトルなのですが先を見通す力、現状を把握する力、相手を予測する(先を見通すにも繋がりますが)力、ゲームのルールを遵守する力。

 

ところでこの妖怪ウォッチのとりつきカードバトルは中学年の場合だとゲームができるということすら把握せず、ただ集めているだけのことが多いようです。

というかボードゲーム・カードゲーム共に競技的意味合いのゲームの楽しさよりも勝ち負けばかりに気が行く人が多いのではないでしょうか。それはたとえ定型発達の大人でもです。

スポーツ競技にたとえるとマンツーマンのスポーツに似ているかも知れません。

身体こそ動かしませんが、頭はフルに回転させます。その回転が面白さに繋がったようです。

それを知るのは環境かな、とも思いました。

プチゲームオタクでよかったと思った今日この頃です。

 

たまたま、今日子供がたくさんそのとりつきカードバトルのカードを貰ってきたんです。

「え、そんなにどうしたの?」と尋ねたところ

「ダブりだからいらないっていうから貰ってきたんだよ~。」

「で、それ何に使えるの?遊べるの?」

「なんか遊べそうだけどルールダレも知らないんだよね。集めてるだけで。」

「ちょっと調べてみるよ。もったいないじゃん」

「これ、すごい色々ルールあって大変そうだよ?」

 

とこちらの動画でルールを一緒に閲覧しました。公式のものです。

 


妖怪ウォッチ とりつきカードバトル 遊び方PV - YouTube

 

そこからルールの理解し何戦目かで白熱バトルができるようになりました。

そして、チートなしの頭を使ったカードゲーム自体が楽しい!という流れになりました。

これは大人でも本気でルールを理解して遊ばないとボロ負けしてバカにされる、という欠点がありますが・・・(汗

 

それでもボードゲームの類いはルールの把握が早すぎて飽きてしまう私の子供にはうってつけのゲームが見つかったんだなと内心小躍りしています。

 

ただ、ペナルティ期間が終わった後のルール。

それが近い今後の課題です。