痩せますか死にますか

自分を客観視するために書く。昔のこととかADHDの子供との生活のこととか。

ペナルティの効果

一つ前のエントリーでペナルティを課した結果、一日目の様子です。

ペナルティ、50時間の勉強 - 痩せますか死にますか

息子は「本当にしてはいけないことをしたんだ」ということを自覚してくれました。

当日は私も激おこで、息子にそっけない態度で対応して「これだけ怒っているんだ」

というアピールをすることで、より課せられたペナルティ二つ

・50時間の勉強という課題

・課題のクリアまではゲーム禁止

この2点をこなすことを納得してくれたようです。

 

これが作成したペナルティクリアシール台紙です。ワードで作ってみました。

「ご褒美シール台紙」と検索すると色々と作成されDLできるようにして下さっている方もいますので、ご参考になればと思います。

(ご存じだったらすみません)

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そしてこれをきっかけに良い発見がいくつかありました。

・ゲームをしなくても遊べるモノはたくさんある

・粘土やシール作り折り紙など創作活動をする時間が増えた

・ゲーム友達とは少し距離ができたようだけれど、身体を動かす友達と遊び

 身体を動かす遊びに積極的になった。

・ペナルティクリアシール台紙を作成し、あとどのくらいやれば

 ゲームができるようになるのか、先の見通しを積極的に考えるようになった。

・人の物をダメにしてしまうという責任の取り方を知ることが出来た。

 

一番の収穫は、親子での会話が増えました。

私も怒り自体が収まったわけではないですが、家の中をきまずい環境にしてストレスを与えることを目的とはしていないです。

一緒にテレビを見て意見を言い合い、ニュースを見て感想を言い合う、私がニュースの解説を分かる範囲でして社会参加への自覚を高めるきっかけになっているように感じられる事ができました。

(あくまできっかけ、なのですが)

 

心理士さんの「大人のように扱ってみるのも手ですよ」というヒントの元実行したペナルティですが、よい収穫の方が多いように思います。

何より、家庭での学習が例え形だけであっても身につくようになるきっかけになるかも知れないと感じたからです。

 

今回はペナルティというマイナスイメージからのきっかけでしたが、色々な発見をすることができました。

ペナルティクリアを達成させてあげられるよう、私も息子のサポートをしっかりしようと思います。